関内のシェアオフィス
2015
用途: オフィス
構造規模: インテリア
所在地: 神奈川県横浜市
協力: LIUKOBO
神奈川県の水源地の一つである山北町の間伐材を利用し、林業の抱える問題を発信していく場所として機能するシェアオフィスの提案。
テナントビル側の都合から大幅な内装工事が難しいこともあり、容易に設置解体が可能な既製のスチールラックをベースとし、木材をラックに収まるように製材することで釘を使わずに組み立てられるブースを設計している。ラックに納まる木材は簡単に取り外し可能で随時追加、交換、加工が出来るため、入居者にとっては実際に手に取って間伐材の活用方法を考えていくきっかけとなるだろう。シェアオフィスとして運用開始後は、間伐材を用いたプロダクト制作やワークショップなど随時行われていく予定である。(永田)